ライフライン(電気・ガス・水道)の手続き

 ライフライン、その名の通り私達の生活の中で必要不可欠な、電気・ガス・水道などの事を言います。生活に直結する為、転入・転出の際は真っ先に気になりますし、優先順位は高くなります。その癖「面倒」と言う言葉も頭をもたげます。「問合せってどこにすればいいの!?」そんなライフラインですが、守口市では令和4年から「オンライン申請システム」が導入されましたので、従来の手続きと併せて見てみたいと思います。

●オンライン申請システムについて

 引っ越し等をした時に必要なライフラインの変更(申請)は面倒なものですが、オンライン申請を利用する事で手続きを行う事が出来ますので、まずはオンライン申請について起筆したいと思います。

○登録について

登録はこちらから→https://lgpos.task-asp.net/cu/272094/ea/residents/portal/home

 
【オンライン申請のメリット】

利用者登録する事で以下の様なメリットがあります。

①手続きの申請をいつでも、どこからでも

②過去の申請内容を利用する事で、手続きの入力が簡単に行える。

③申請履歴から目的に合った手続きを簡単に検索出来る。

④お気に入りカテゴリを登録する事で、知りたい情報をお届け。



 利用規約を確認した後、メールアドレスを登録し、利用者情報を入力します。入力内容の確認で出来たら、本登録の完了です。

守口市HPより

https://www.city.moriguchi.osaka.jp

◇申請出来る手続き一覧

 守口市オンライン申請システムを見てみると、申請出来る手続き一覧が掲載されています。

 登録しておけば、様々なサービスを受け取る事が出来るので、ライフラインだけではなく多角的に便利なのではないでしょうか。

●水道の手続き

 実際に、上記のオンライン申請システムを利用して、水道の手続きを行う場合は以下の通り進んでいきます。進むと言ってもクリックするだけですね。水道の使用開始日、または使用中止申込、または市内転居の場合は同時申込みに進む事が出来ます。使用開始画面を開くと水道料金早見表なども掲載されています。

 ただし、使用開始日7日後~60日後の場合の申込みになりますので、当期間外の場合はお客様センターに電話する必要があります。

【お客様センター】  TEL06-6991-6772

 引っ越しの当日から欠かせないのが“水”ですし、仕事などで多忙な方はオンライン申請を利用する事で、煩わしさが軽減され、手続きをスムーズに進める事が出来るのではないでしょうか。

 ちなみに電気やガスは「○○電力」や「○○ガス」に連絡するのに、ライフラインの中でもどうして水道だけは市役所に連絡しないといけないかご存知でしょうか⁉水は電気やガスと違って、原則市町村が経営するものと定められている為です。


水道法(昭和32年法律第177号)

「事業の認可及び経営主体」について

第六条 水道事業を経営しようとする者は、厚生労働大臣の認可を受けなければならない。
2 水道事業は、原則として市町村が経営するものとし、市町村以外の者は、給水しようとする区域をその区域に含む市町村の同意を得た場合に限り、水道事業を経営することができるものとする。 

 では次に守口市のホームページには、水道の手続きについてどの様に掲載されているか見てみましょう。

 守口市のホームぺージ(https://www.city.moriguchi.osaka.jp/index.html)から「暮らし・手続き」をチョイスして頂くと、一覧の中に「上下水道」があります。

守口市HPより引用

https://www.city.moriguchi.osaka.jp/index.html

 ライフラインの手続きが必要だという事は、引っ越し等生活が変化する事が殆どだと思います。煩わしさやストレスを感じずにはいられませんが、オンライン申請と電話での申込み、ご自身に合う方法を上手に利用して、新生活を少しでもスムーズにスタートさせましょう。

●電気やガス

 電気やガスは、以前なら地域の既存事業者に連絡するのが当たり前でしたが、電気・ガスの自由化によって今では契約者が自由に選ぶ事が可能です。最近では「セットプラン」も珍しくなく、電気・ガスをまとめて申し込む事も可能です。セットプランでしたら別々に手続きする必要が無く、一度で済むので負担が軽減されます。

 新しいライフスタイルに合ったプランを選ぶ事が出来ればお得感もあり、効率よく電気代やガス代を節約する事も可能です。最近では自分に合った電力会社を、ネットで検索したりシミュレーションする事も可能です。世帯人数やライフスタイルをチョイスして(入力して)、自分に合った電力会社を検索してみたら、意外な結果やプラン内容を知る事が出来るかも知れません。

 大阪府下で契約可能な電力会社は約40社あります。「そんなにあるの⁉」とちょっとビックリしてしまいますが、以下に一般的な電力会社を起筆致します。

◇大阪で契約できる電力会社


Looopでんき https://looop-denki.com/home/
関西電力 https://www.kepco.co.jp/ 
eo電気(オプテージ) https://eonet.jp/service/denki/
HTBエナジー https://htb-energy.com/
auでんき(auエネルギー&ライフ) https://www.au.com/energy/denki/ ENEOSでんき https://www.eneos.co.jp/denki/
エネワンでんき https://eneonedenki.net/
エバーグリーン・リテイリング https://www.egmkt.co.jp/consumer/
エルピオでんき https://www.lpio.jp/lpio_denki/
大阪ガス https://home.osakagas.co.jp/electricity/
オクトパスエナジー https://octopusenergy.co.jp/
おてがるでんき(エクスゲート) https://otegal.jp/denki/
コスモでんき https://www.cosmo-denki.com/
J:COM 電力 https://www.jcom.co.jp/service/electricity/
じぶん電力(日本エコシステム) https://www.kddi.com/jibun-denki/
しろくま電力(ぱわー)(しろくま電力) https://af.shirokumapower.com/
シン・エナジー https://www.symenergy.net/simulation/apply
スマ電(アイ・グリッド・ソリューションズ) https://smaden.com/
ソフトバンクでんき https://www.softbank.jp/energy/
TERASELでんき https://www.terasel.jp/
ドコモでんき https://denki.docomo.ne.jp/
ドリームでんき(イーエムアイ) https://dreamdenki.jp/
ならでん(奈良電力) https://www.naradenryoku.co.jp/
@niftyでんき(ニフティ) https://csoption.nifty.com/denki/
Natureスマート電気 https://nature.global/
丸紅新電力 https://denki.marubeni.co.jp/
ミツウロコグリーンエネルギー https://www.mitsuurokogreenenergy.com/
楽天エナジー https://energy.rakuten.co.jp/ 

 独自のサービスを展開する等魅力的な電力会社もありますが、会社によってセットプランやキャンペーンの有無は違います。しっかりとお調べになった上でご自身に合った会社をお選びください。他にも解約・違約金などが設定されている会社もございますのでご注意下さい。

◇大阪で契約できる都市ガス会社

 電気に比べると参入企業はグッと少なくなりますが、大阪で契約できるガス会社を以下に起筆致します。


大阪ガス  https://www.osakagas.co.jp/

関電ガス  https://kepco.jp/gas/

エルピオガス https://www.lpio.jp/city_gas/

 電気もガスも引っ越しの一週間前には手続きする様にしましょう。急な手続きはインターネットでの予約が不可能になってしまったり、新居で使用するタイミングがずれてしまって不便が生じる可能性があります。特に引っ越しの繁忙期である3月には注意が必要です。引っ越しのバタバタを確実に乗り切る為にも、普段より少し早めに手続きを開始する位でいましょう。

●電気・ガス・水道以外の手続き

 私達の生活に欠かす事の出来ない「電気・ガス・水道」について起筆しました。ライフラインからは少し離れてしまうかも知れませんが、「電気・ガス・水道」以外に必要な手続きについても起筆したいと思います。生活が便利になればなるほど、その分手続きも増えます。便利は不便の裏返しを実感する瞬間です。特に結婚などで姓が変わる場合等は手続きが倍加されますが、頑張りましょう!!


①転入出届け 守口市の転入出届けについてまとめていますのでご参照下さい。        https://www.kadomashaken.com/?p=6152 

②マイナンバーの住所変更

③お子さんがいる場合は、母子手帳・児童手当・幼稚園や学校等の手続き。

④印鑑登録・国民健康保険・国民年金などに加入されている人は住所変更の手続きが必要

⑤ワンちゃん(犬)の登録

⑥自動車・バイク等 車庫証明、車検証、運転免許証、自賠責保険の住所変更手続き。

⑦インターネット回線の引っ越し 新居で開通工事に時間がかかる場合があります。                 早めに予約をしましょう。

⑧火災保険 住宅構造や居住形態によって保険料が変更になる恐れがありますので注意が必要です。

⑨郵便局の住所変更手続き

⑩固定電話・スマホの住所変更手続き

⑪銀行口座の住所変更

⑫通信販売や定期便(宅配)、新聞などの住所変更

⑬粗大ごみの収集依頼(引っ越し前の不用品の処分など)

 これらの手続きには、新居の住民票が必要になる場合があります。住民票をGetする為には、転入届を提出しなければいけませんので、引っ越しが決まったら、引っ越し前に出来る事(する事)と引っ越し後にする事に分けて、管理する等しましょう。

●まとめ

 電気・ガス・水道・電話・インターネット、どれをとっても欠かす事が出来ません。人が移動(引っ越し)するという事は、ライフラインを中心に本当に様々な手続きが発生します。面倒でも前に進めなければ生活に支障をきたしますので、それなりにみんな頑張るのですが、気を付けなければいけないのが、「罰則を伴う手続き」です。

 転入・転出届けもそうですし、マイナンバーカードの住所変更、運転免許証・車検証の住所変更に車庫証明の取得等、どれも手続きを怠ると罰金を支払わなければいけません。面倒でもここは一気に頑張ってしまいましょう。ちなみに車に関する手続きは以下の通りになります。

運転免許証の住所変更引っ越し後出来るだけ早くに行う。新居を管轄する警察署や運転免許更新センター等で手続きを行う。
車庫証明の変更自動車の保管場所を変更後、原則15日以内に車庫の所在地を管轄する警察署へ必要書類を提出する。
車検証の変更引っ越し後15日以内に新居の管轄内の陸運局(軽の場合は軽自動車検査協会)で申請する。住民票などが必要。
ナンバープレートの変更車検証の変更と同時に行う。
自賠責保険の住所変更契約している保険会社に連絡をして変更手続きを行ってもらう。婚姻の場合は車の名義が変わる事になる。住所変更しなくても罰則はありませんが、案内通知等が届かない恐れがあります。