イベントもりだくさん!花博記念公園鶴見緑地
花博記念公園について書いていく前に、まず住所について少しお話を。なぜ始まりにこの話をするかというと、もしかしたら「花博記念公園って大阪市じゃない?」と思う方がいらっしゃるかもしれないからです。“花博記念公園は大阪市“というイメージが強いかもしれないですが、実は守口市と大阪市の両方を跨いでいるような形になっているんです。“そんなこと知ってるよ!”という方はすごい!ではそんな方も、“守口市が占めている範囲”に関してはご存知でしょうか。それはこちら。
図を見てみて、思っていたより守口市の範囲広いな…と思いませんでしたか?大体守口市と大阪市の面積比は4:6くらいでしょうか。守口市の左の端に位置している花博記念公園、実は結構楽しいイベント盛り沢山です。友人やご家族、お子様連れでも楽しめるようなイベントが開催されているので、休日どこに行こうかな…と悩んだ際には選択肢に入れてみてください!
●花博記念公園
花博記念公園で行われているイベントの前に、まずは基本情報について書いていこうと思います。
花博記念公園の地図はこちら↓
花博記念公園鶴見緑地HPより引用
https://www.tsurumi-ryokuchi.jp/
◇基本情報
住所 | 大阪市鶴見区緑地公園2-163 |
最寄り駅 | [OsakaMetro] ・長堀鶴見緑地線/鶴見緑地駅 [大阪シティバス] ・北西口(こどもの森)/鶴見緑地西 ・緑地橋口(咲くやこの花館)/鶴見緑地公園前 ・中央口(花博記念ホール)/鶴見緑地 ・南口(球技場、テニスコート等)/諸口 |
駐車場 | あり 24時間入出庫可能 ・中央第一駐車場 ・中央第二駐車場 ・北西駐車場 ・西駐車場 ・南駐車場 |
問い合わせ | 鶴見緑地パークセンター(9:00~17:30) /年末年始を除く 電話:06-6911-8787 FAX:06-6911-8714 |
面積 | 約126ha(ヘクタール) |
~駐車場について~
かなり広地土地で駐車場も多くあるのでどこに停めるか迷いますが、駐車場は花博記念公園の東西南北にあります。なので自分が行きたい場所と一番近い駐車場に停めましょう。中央第一駐車場は中央入り口の道路を挟んだ目の前にあるので、どこに停めるか迷った時はここに駐車すれば間違いはないと思います。
花博記念公園HPより引用
https://www.tsurumi-ryokuchi.jp/
駐車場 | 普通車 | |
台数 | 料金 | |
中央第一駐車場 | 370 | □昼間(7時~19時) ・60分300円 □夜間(19時~翌7時) ・120分100円 24時間最大料金 ・平日700円 ・休日1,000円 中央第一・第二駐車場のみ 休日上限1,400円 |
中央第二駐車場 | 239 | |
南駐車場 | 146 | |
南第二駐車場 | 141 | |
北西駐車場 | 148 | |
西駐車場 | 69 |
駐車場の空き状況はHPから確認する事が出来ます。停めたい駐車場が満車じゃないか心配な時には確認してから向かいましょう!
◇文化施設
ではここからは鶴見緑地公園の施設について、文化施設とスポーツ施設、レジャー施設の3種類に分類してご紹介していきます。
文化施設は5つ。
・咲くやこの花館
花博記念公園鶴見緑地HPより引用
https://www.tsurumi-ryokuchi.jp/
咲くやこの花館は、国内で最大の大温室です。独特な総ガラス張りの建物でとても綺麗ですよね。昔の鶴見緑地は湿地帯で、スイレンの花が咲いていたそうです。そのスイレンの花をイメージして造られたのがこの建物。確かにスイレンの花っぽい!
“特別植物が好き“という方でなくても“面白そう”と思えるようなイベントや展示が定期的に行われています!1階にはレストランやカフェも併設されているので、疲れたら一旦休憩して美味しいご飯を食べましょう。
・ハナミズキホール
花博記念公園鶴見緑地HPより引用
https://www.tsurumi-ryokuchi.jp/
ハナミズキホールでは、めだかやハンドメイド作品などの販売、ワークショップ、音楽ライブなど、様々なイベントや展示会が開催されている建物!鶴見スポーツセンターも一緒になっていて、体育館利用で訪れた方も多いかもしれませんね。
咲くやこの花館に引き続き、かなり斬新な形をした建物だと思いませんか?磯崎新さんが手がけた建物で、高さ11mの天井からは太陽の光がかなり取り込まれるデザインです。磯崎新って誰!?となる方に少しだけ情報を。磯崎さんは世界各国で100以上の建築デザインを手がけた世界的な建築家です。北九州市立美術館や、水戸芸術館、そのほかミラノや上海でも有名な建物を手掛けています。とりあえずかなりすごい方。
・花博記念ホール(陳列館ホール)
花博記念公園鶴見緑地HPより引用
https://www.tsurumi-ryokuchi.jp/
こちらの建造物のデザインを手がけたのも、磯崎新さん。もう一人の川口衛さんと手がけましたが、このお二人は同じ年にバルセロナオリンピックの屋内競技場をスペインに完成させています。
そして建設するにあたってお金を出したのが門真パナソニックで有名な松下幸之助氏。私財を投資して建設し、その後大阪市に寄贈したそうです。オープンした当初松下幸之助氏自ら入場待ちの列に並んでアドバイスをしていたという話もあります。
・むらさき亭
花博記念公園鶴見緑地HPより引用
https://www.tsurumi-ryokuchi.jp/
花博記念公園に、本格的な茶室があるのはご存知でしょうか。博覧会の際に多くの国内外のお客様をおもてなしした際に使用された茶室で、現在も予約すれば誰でも利用可能です。先着順の受付で、使用申請所を記入し提出します。利用時間に関わらず1日当たりの料金設定になっていて、28,000円/日です。冷暖房設備は有料で利用可能。
そんな歴史あるむらさき亭でも「ワンコインで抹茶セットを楽しめる」イベントが開催されています!むらさき亭に入ってみたいけど、借りるには高すぎる、という方はこういったイベントを利用して中を見学してみてはいかがでしょうか!
・鶴見ノ森迎賓館
花博記念公園鶴見緑地HPより引用
https://www.tsurumi-ryokuchi.jp/
鶴見緑地には、大阪という都心にも関わらず緑に囲まれたウェディングができる式場があります!私は存在を全く知らず、自身の結婚式場を探していた時に見つけてこんな近くに式場あったんだと驚いたのを覚えています。もともとは花の万博で国内外の要人をお迎えしたという建物なので、格調高い家具が揃っていて土地の広さも約4,000坪という広さを持っています。大阪で式を挙げたいけど、緑に囲まれた式場がいいなあ、という方には超おすすめの式場です。挙式も披露宴会場も木と緑がベースになっていて、ここが大阪だということを忘れてしまうような建物になっています。
◇スポーツ施設
花博記念公園鶴見緑地には10個ものスポーツ施設がありますので、ここからは簡単に紹介していきます。
鶴見緑地城場苑 | 初心者化から経験者まで楽しめる乗馬体験! 市民割引もあります。 |
パークゴルフ場 | 用具のレンタルや販売有。 お子様からご高齢の方まで楽しめる、カップインまでの打数を競うゲーム。 |
鶴見緑地競技場 第1・第2 | サッカー、ラグビー、フットボール、フットサルなどの利用が可能。設備も充実しています。 |
鶴見緑地第2運動場 | 軟式野球、ソフトボール、運動会の利用が可能。 |
鶴見緑地庭球場 | 人工芝のテニスコートが12面有り。更衣室やシャワー室の設備が整っています。 |
鶴見緑地プール | 年中理利用できる屋内プール |
鶴見スポーツセンター | ハナミズキホール内のスポーツセンター。第一、第二、多目的室があり、様々なスポーツが楽しめる。 |
B-fit スポーツクラブ鶴見緑地 | 鶴見緑地湯元 水春の中にある本格的なフィットネス。 様々なレッスンが用意されています。 |
FUT MESSE鶴見緑地 | 屋外ロングバイル人工芝コート6面を完備。フットサルも楽しめます。 |
◇レジャー施設
レジャー施設は4つあります
バーベキュー・キャンプ場 | 日帰り・2泊までのキャンプが楽しめます。レンタルもあるので手ぶらでも楽しめる! |
子どもの森、つるみっこパーク | 3-12歳向けの複合遊具がある「子どもの森」と、インクルーシブ遊具を設置している「つるみっこパーク」があります。 |
鶴見緑地湯元 水春 | 地下1300メートルの地層より湧き出た天然温泉。 |
鶴見緑地パートナードッグタウン | 2014年にオープンしたドッグラン施設。保護権の譲渡会場もあります。 |
●イベント
花博記念公園の基本情報をお話したところで、本題に入っていきましょう!
最初にお話しした通り、花博記念公園では数多くの魅力的なイベントが行われています。定期的に行われているイベントを中心にご紹介していきます。
◇文化施設イベント
<乗馬苑>
◎馬のふれあいイベント
月に1回ほどのペースで開催されている馬とふれあえるイベントです。
参加費は無料で馬のおやつは1カップ100円で購入可能ですが、公式LINEを登録すると1カップ無料になります。
花博記念公園HPより引用
https://www.tsurumi-ryokuchi.jp/
<咲くやこの花館>
咲くやこの花館では定期的に植物のイベントが開催されています。展示だけではなく販売会も開催されているので、貴重な植物が手に入るチャンスです!
◎花蓮・水連展 2024/6/15~2024/7/31
睡蓮の花は館の外の池にもあるので、一番美しく咲く早朝の時間帯にも自由に睡蓮を見る事ができます。
花博記念公園HPより引用
https://www.tsurumi-ryokuchi.jp/events/eventscat/sakuyakonohana-c
<ハナミズキホール>
ハナミズキホールでは定期的にフリーマーケットが開催されています。掘り出し物が見つかるかもしれないわくわくするイベントなので是非チェックしてみてください!
花博記念公園HPより引用
https://www.tsurumi-ryokuchi.jp/
◇スポーツ施設イベント
◎ナイトヨガイベント 2024/7/7
このナイトヨガイベントは定期的に開催されているものではなく、鶴見スポーツセンターで初めてのイベントとなります。初回が多くの人が集まれば、定期的に開催されるイベントになるのではないでしょうか!
最近は流行っている暗闇フィットネスと同様に証明を落として幻想的な空間でヨガを行う、日々の疲れをリフレッシュできるようなものになっています。小学生以上の方ならどなたでも参加可能なので、この機会をお見逃しなく!期日を過ぎてしまっても、今後も開催される可能性はあると思うので気になる方はHPをチェックしてみてください!
花博記念公園HPより引用
https://www.tsurumi-ryokuchi.jp/
申し込みはこちらからです↓
https://shisetsu.mizuno.jp/mizuno/events/39938
◇その他イベント
◎せせらぎマルシェ
花博記念公園の中央口で毎週日曜に開催されているイベントで、何かのお祭りですか?と思ってしまうくらいに多くのお店が立ち並んでいます。その場で食べられるデザートやご飯だけではなく、野菜やフルーツなどの食材を販売している屋台もあってかなり楽しいです!雨天時は中止になるので行く際にはご確認下さい。
◎はらぺこCIRCUS
毎年夏が始まる前の涼しい時期に、グルメフェスが開催されているのをご存知でしょうか。
この時期には餃子フェスや肉フェスが有名ですが、この花博記念公園で行われているフードフェスはあまり有名になっていない穴場のおすすめのフードフェス!餃子や肉だけを集めているフェスとは違い、関西人が本当に美味しいと認める飲食店40店舗以上が出店しています。つまり選りすぐりの本当に美味しい色んなジャンルの食事を楽しめるんです!筆者が今年行った時は日曜日の最終日でしたが、人も少なく広い敷地でゆっくりと楽しめました。
はらぺこCIRCUSではモバイルオーダーで注文し、料理が出来上がったら商品を受け取れる仕組みになっています。(並ぶ列も有り)私は一回も並ぶことなく、モバイルオーダーして数分で料理を手に持っていました。
筆者が食べたものです↓
人気店だけあって、全て別格に美味しい…。
私の一番のおすすめはライオン飯店の麻婆豆腐。美味しすぎておかわりしようか本気で迷いました。(一緒に行っていた人に止められました。)
ステージでの戦隊ものの出し物や広大な芝生があるので、お子様やペット連れでも大丈夫です。ご家族みんなでゆったりと楽しめるこのフェス、是非来年行ってみてはいかがでしょうか!
●まとめ
ここまで紹介した花博記念公園ですが、これでもほんのさらっとしか説明できていません。東京ドーム25個分の広さを持つ花博記念公園では様々なイベントが常に行われています。しかも公園の中には「BOTANICAL HOUSE」というフレッシュなフルーツや野菜を使用したお洒落なカフェまであります!
小さいお子様やペットと一緒に楽しめる場所を探すのって、なかなか大変ではないかと思います。家の近所や公園でももちろん楽しめると思いますが、ちょっと足をのばしてイベントや展示を見に行くついでに大芝生広場で走り回って遊ぶ!なんていうのもたまにはいいのではないでしょうか。
門真からの利便性もかなり良く、京阪自動車道を使った場合は第二京阪門真ICで降りて花博記念公園口東を南大阪方面へ行くだけです。守口、門真、どちらに住んでいる方でもかなり行きやすい場所だと思います。
春夏秋冬お子様ともペットとも楽しめるこの花博記念公園、是非ご利用下さい!